第２回墨刻展

第2回墨刻展
2018年3月29日 – 4月3日 / 於：東京・日限祖師 本覺寺
イベント 3月31日

昨年に引き続き、本覺寺様の境内に桜風吹が舞う中で第２回墨刻展の開催です。例年よりも開花が早く、展覧会初日にはもうほぼ満開！会員も増えて、本堂も墨刻作品の花盛り。今回も沢山の皆様にご鑑賞頂いて心から感謝、感謝です。

展覧会只中、3月31日のイベントでは、恒例の創作ライブパフォーマンスをご披露しました。第1部は墨刻新メンバーによる合作、テーマは「神と神殿に関わる文字達」。初めて経験するメンバーも多く、引き締まった空気の中で心地よい緊張のパフォーマンス。第2部は墨刻創立からの比較的稽古を積んだメンバーを中心に「生き物を表す文字群」蛇・蠍・亀・象・馬・羊・兎・蝙蝠・貝の古代文字や図象が並びます。生き物、特に動物の文字は象形の中でも具体性が強いので、生命の躍動を吹き込むのはなかなか難易度が高い創作で
す。

ラストは原賢翏による創作ライブ「至墨刻之道（ぼくこくのみちにいたる）」。今回は第1部からラストまで全て音楽は無し。静寂の中にただ紙に刻む筆の音のみが響きます。ご鑑賞頂いた皆さまの心にも刻まれることを願って、一人ひとりが一心に墨線に挑みました。